チェアリングでコーヒーを楽しみたい!コーヒーを飲む方法や道具について解説します
チェアリングは、椅子などの限られた道具を持って楽しむアクティビティです。回数を重ねるほど、いろいろな楽しみ方を発見できるでしょう。
この記事では、チェアリングと一緒にコーヒーを飲む方法や必要な道具について解説します。
荷物を減らしながらくつろぐ
チェアリングは、荷物を最小限に減らしてくつろぐ楽しみ方です。そのため、アウトドアチェアさえあればどこでもリラックスして過ごせます。
移動手段は車や自転車をはじめ、公共交通機関でも問題ありません。注意点としては荷物を持ちすぎないことが挙げられます。
持ち運びに手間がかかりますし、道具が増えすぎるとチェアリングではなく、デイキャンプとしての楽しみ方に変わってしまいます。
なお、次のページではチェアリングは迷惑と思われないために守りたい5つのルールを紹介しています。
チェアリングでコーヒーを飲む3つの方法
1.現地で購入する
チェアリングスポット周辺にあるコーヒーショップやコンビニで購入するのが、もっとも手間・荷物を減らしながらコーヒーを飲む方法です。
注意点としては、スポット周辺情報を先にきちんと調べておくことが挙げられます。「コンビニがあるだろう」と調べずに出かけると、現地調達できないことも考えられるでしょう。
たとえば、目的地からもっとも近いコンビニまで30分以上かかるような場合、コーヒーが冷めてしまいます。
2.自宅で淹れて持参する
現地で火器の使用が禁止されている場合、自宅でコーヒーを淹れて保温できるマグボトルに移し替えて持参しましょう。
こだわりの豆・挽き方・抽出方法で、チェアリングしながらコーヒーを楽しめます。また、空のマグボトルを持っていくと、現地調達してすぐに移し替えることで温かい状態を維持可能です。
3.コーヒーセットを準備する
チェアリングスポットで火器を使用できるのであれば、コーヒーセットを準備して出かけましょう。アウトドアでコーヒーを楽しむ場合、パーコレーターやエスプレッソメーカーなどたくさんの抽出アイテムがありますが、おすすめしたいのはペーパードリップです。
コーヒーを淹れる道具が少なく、準備・後片付けともに楽に行えます。ペーパードリップで必要となるアイテムは以下の通りです。
- ドリッパー
- ドリップペーパー
- クッカーやケトル
- マグ
- アルコールストーブ
- コーヒーミル(現地で豆を挽く場合)
手軽に済ませたい場合は、粉末タイプのインスタントコーヒーもおすすめです。
チェアリングドウデショウ的おすすめアイテム
こだわりの道具を購入してもいいかもしれませんが、チェアリングドウデショウでは「安く・気軽に出かけてもらいたい」と考えています。
ライターがチェアリングに使用するギアの中心は、100均で購入できるものがほとんどです。
1.ドリッパー「フォールディングコーヒードリッパー」440円
折りたたんで持ち運べ、開くだけでドリップの準備が完了します。携行性に優れ、手軽に使えるのはメリットです。
しかし、フレーム部分が滑りやすいため、勢いよくお湯を注ぐと倒れやすい点に注意しなければなりません。
2.ドリップペーパー
ドリップペーパーは、各100円均一のショップで取り扱いがあります。注意すべき点は、ドリッパーの形に合うものを選ぶようにすることです。主に円錐型と台形型の2種類があります。それぞれの特徴は以下の通りです。
- 円錐型:抽出時間が短い。早く注ぐとさっぱりと、ゆっくり注ぐと濃い味わいに仕上がる
- 台形型:抽出時間が長い。苦味が強い味に仕上がる。
3.クッカー・ケトル
お湯が沸かせれば基本的に何を使っても問題ありません。クッカーは持ち運びやすい反面、少しずつお湯を注ぐには慣れが必要です。ケトルは注ぎ口が細く作られているものが多い傾向にありますが、携行性は劣ります。
ライターが使用しているアイテムはスノーピーク「トレック900」です。中にガスバーナーなどを収納して持ち運べるため、コンパクトに携行できます。
ケトルを使用する場合は、キャプテンスタッグ「アルミキャンピングケットル」のようなものがコンパクトに持ち運べるため、チェアリングに最適です。
4.マグ
紙コップでも構いませんが、よりアウトドアの雰囲気を高めるにはマグなどの容器にこだわりたいところです。ライターは状況に応じて、以下の2つを使い分けています。
スノーピーク「チタンシェラカップ」
- 荷物を減らしたいとき
- 直接火にかけるとき
イグニオ「ステンレス真空マグ350」
- 複数人で出かけるとき
- 保温性にこだわるとき
5.アルコールストーブ
火器にはガスバーナーや固形燃料ストーブなどあらゆるものがあります。しかし、携行性のよさを優先すると、アルコールストーブがおすすめです。
アルコールストーブは本体とライター、必要な分量の燃料をスキットルに入れても500g程度の重量に収まるため、気軽に持ち運べます。
6.コーヒーミル
荷物が増えてしまうため、あまり一緒に持ち出すことをおすすめしません。自宅でコーヒー豆を挽き、ジッパーバッグやコンテナケースに詰めて持っていくとよいでしょう。
もしも、コーヒーミルを持っていくのであれば以下のようなものをおすすめします。
- コンパクトかつ軽量なもの
- ハンドルを分離・収納できるもの
- メンテナンスしやすいもの
これらの条件を満たしたアイテムは、HARIOの「コーヒーミルMSS-1TB」などが挙げられます。
チェアリングしながらコーヒーを飲もう!
チェアリングでコーヒーを飲む方法やおすすめの道具について解説しました。荷物を減らしたい場合は、コーヒーショップやコンビニをうまく活用しながら楽しんでみてください。
本格的に豆を挽く工程から楽しみたい場合は、軽量コンパクトな道具を選んでチェアと一緒に持ち出しましょう。次のページでは、ミニマム装備におすすめのチャムス「ミニフォーダブルスツール」について解説しています。