ノウハウ

チェアリングは迷惑?そう思われないために守りたい5つのルール

mitsuda naofumi

チェアリングを楽しむ人は少しずつ増えています。しかし、マナーを守らなければただの迷惑行為でしかありません。

この記事では、頻繁にチェアリングを楽しんでいる筆者がこれからチェアリングを楽しもうと思っている人に向けて守ってもらいたい5つのルールを解説します。

寒川 陽介(ソウカワ ヨウスケ)
寒川 陽介(ソウカワ ヨウスケ)
ライター
Profile
週末にアウトドア(キャンプ、車中泊、チェアリング)を楽しむアラフォーキャンパー。キャンプ好きが高じてアウトドアに関する記事制作を仕事にしている。アウトドアメディア「くらしーの」にてソロキャンプの魅力を発信する連載を担当(2021年11月〜)。チェアリングは2022年3月〜。周囲に迷惑をかけず、自然と調和するような楽しみ方についていつも考えている。

チェアリングで守りたい5つのルール!

チェアリングで守りたい5つのルール!

チェアリングは、アウトドアチェアを携帯して気に入った場所に座って楽しむ遊びです。詳しくは以下の記事をチェックしてください。

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チェアリングは、必要なアイテムはアウトドアチェアのみ・短時間から楽しめるため、SNSでも話題になっています。しかし、マナーを守れない人もいるようで、一般の方に不快な思いをさせてしまう事例もあるようです。

月に2回以上はキャンプ・車中泊をし、隙間時間にチェアリングを楽しむ筆者がチェアリングをする際に守っているルールには、以下の5つがあります。

1.禁止されている/邪魔になる場所でしない
2.ゴミは持ち帰る
3.騒がない
4.状況に応じて移動する
5.装備は少なく

それぞれに分けてポイントとなることを解説しますので、チェックしてからチェアリングへ出かけてみてください。

ルール1.禁止されている/邪魔になる場所でしない

ルール1.禁止されている/邪魔になる場所でしない

チェアリングは、公園や河川敷など「キャンプ場ではないところ」で行います。そのため、チェアを始めとしたアイテムの設営が禁止されている場所でチェアリングをしないように注意してください。

また、設営や飲食が可能な場所でも人の往来が多く、邪魔になる場所のチェアリングについても避けましょう。施設の利用ルールについては、事前にホームページや管理者へ問い合わせのうえ訪れるようにしてください。

ルール2.ゴミは持ち帰る

チェアリングしたときに出るゴミは必ず持ち帰りましょう。

たとえば、ペットボトル・お弁当容器・お菓子などの包装など、軽食やお茶を楽しんだときには必ずゴミが発生します。それらのゴミは絶対に放置しないでください。

「自分だけ」は通用しません。筆者はチェアリングに限らず、アウトドアを楽しむときは取手付きのポリ袋を携帯しています。

ゴミを分別できるのと同時に、思っているよりもたくさんのゴミが出たとしても対応可能です。一度まとめて購入しておけば、しばらく困ることもありませんし、汚れ物を持ち帰るときにも使えます。

ルール3.騒がない

ルール3.騒がない

複数人でチェアリングを楽しんでいると、会話が弾みついつい大声になってしまうこともあるでしょう。しかし、楽しむときには周りへの配慮が欠かせません。

特にチェアリングは、散歩している人や日常の風景を楽しんでいる人と同じ空間で過ごしていることになります。そんな場所で大声で話している人や大音量で音楽を鳴らしている人がいたら、怖さを感じるのも当然でしょう。

周囲との調和のために意識したいキーワードは「静かに自然を愛しむ」です。

ルール4.状況に応じて移動する

ルール4.状況に応じて移動する

週末の公園や河原は、多くの人出が見込まれます。チェアを出してもルール的にはOKな場所でも、混雑してきたと感じたら撤収する/移動するように心がけると親切です。

公共の場所は誰のものでもありません。周囲を見渡して「混雑してきたな」と思ったらスマートに移動しましょう。ちょっとした配慮ができれば、周りから迷惑に思われることもありません。

筆者がおすすめする楽しみ方は「休日早朝チェアリング」です。休日といっても朝は混雑することも少なく、ゆっくりとした時間を過ごせます。また、お昼頃に撤収すれば混雑や渋滞とも無縁です。

ルール5.装備は少なく

ルール5.装備は少なく

「料理もしたいし、日除けも欲しい……」。このときに必要なアイテムは、ガスバーナーやタープなどのアイテムです。楽しむ場所にもよりますが、基本的には最低限の装備で出かけるようにしましょう。

あれもこれもと持っていくとチェアリングではなく、デイキャンプの楽しみ方となってしまいます。こんな場合、やりたいことを絞ると自然と必要なアイテムも定まってきます。例を挙げると以下の通りです。

お茶やコーヒーを飲みたい場合の持ち物

  • バーナー
  • ケトル
  • コーヒー豆(ドリッパーとドリップペーパー)
  • 茶葉(ティーバッグと茶漉し)
  • 飲むためのカップかマグボトル
もっとミニマルに!
  • 熱湯を入れたマグボトル
  • インスタントコーヒー
  • ティーバッグ

日差しを避けたい場合の持ち物

  • タープ
  • パラソル
もっとミニマルに!
  • ハット
  • 長袖のUVカットウェア
  • 日焼け止め
  • サングラス

もちろん訪れる場所のルールによって、柔軟に対応しても構いません。筆者も迷惑にならないと判断できる場所では、デイキャンプに近い楽しみ方でチェアリングを満喫しています。

ルールを守ってチェアリングを楽しもう!

ルールを守ってチェアリングを楽しもう!

筆者はライターとしてアウトドアの魅力を伝えるとともに、楽しむ側のマナー向上も目指しています。紹介したルールは以下の5つです。

1.禁止されている/邪魔になる場所でしない
2.ゴミは持ち帰る
3.騒がない
4.状況に応じて移動する
5.装備は少なく

いずれも難しいことではありません。心がけひとつで守れることばかりです。周囲との調和を念頭に置き、ルールを守ってチェアリングを楽しみましょう。

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寒川 陽介(ソウカワ ヨウスケ)
寒川 陽介(ソウカワ ヨウスケ)
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週末にアウトドア(キャンプ、車中泊、チェアリング)を楽しむアラフォーキャンパー。キャンプ好きが高じてアウトドアに関する記事制作を仕事にしている。アウトドアメディア「くらしーの」にてソロキャンプの魅力を発信する連載を担当(2021年11月〜)。チェアリングは2022年3月〜。周囲に迷惑をかけず、自然と調和するような楽しみ方についていつも考えている。
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