気軽にアウトドアを楽しめるチェアリングとは?始めるためのポイントからチェア選びのコツまでご紹介!
チェアリングという楽しみ方を知っていますか?キャンプと異なり、散歩をするように楽しめるアウトドアとして愛好者が増えています。
この記事では、チェアリングの楽しみ方や始める前に知っておきたいポイント、おすすめチェアに関することをご紹介します。気軽にアウトドアを始めてみたい人は、ぜひチェックしてみてください。
チェアリングを知っている?
チェアリングとは、アウトドアチェアやコンパクトテーブルなど最小限の装備を持って公園や河川敷などでまったりとくつろぐアクティビティのひとつです。新型コロナウィルスをきっかけに、ソーシャルディスタンスを保てるキャンプを楽しむ人が増えました。
チェアリングはキャンプほど本格的にアウトドアを楽しみたい訳じゃないけど、気軽に外でくつろぎの時間を過ごしたいという人に人気の楽しみ方です。
また、チェアリングを普及・促進する団体「日本チェアリング協会」が定めたルールがありますので、出かける前にチェックしておきましょう。
- 人様に迷惑をかけない
- ゴミは持ち帰る。むしろ掃除して帰るのかっこいい
- 市井の人々に威圧感を与えない
- 私有地に無断で立ち入らない
- 騒がない
- 公共の場を占有しない
- 装備を増やしすぎてキャンプにならない
チェアリングは気軽なアクティビティといっても、一般人からするとアウトドアチェアを持って、公園や河川敷など公共の場所に座っている人はあまり見慣れない光景です。
そのため、周囲の人に迷惑をかけないことはもちろん、威圧的に思われるような行為は避けてください。野外とはいえ、同じ空間にいる人がそれぞれの時間を楽しめるように配慮することが求められます。
始める前に知っておきたい3つのポイント
1.荷物は最小限に抑えよう
チェアリングは、バーベキューやキャンプなどと異なり、散歩やサイクリングの延長線上にあるアクティビティだといえます。そのため、アウトドアチェア以外には必要最低限の荷物に抑えて出かけましょう。
チェアに座りながら食事をしたりお酒・お茶を楽しんだりしたい場合も、現地調達すると持ち物を減らすことにつながります。もちろん、手作りのお弁当を持っていってもかまいませんし、火を使える場所であれば現地でお茶を沸かして楽しむのもよいでしょう。
2.少人数で計画しよう
チェアリングは基本的に、公園や河川敷など、キャンプ場以外の場所で行います。そのため、1〜2人で計画するようにしましょう。
公共の場所で大人数がアウトドアチェアを広げている様子は周囲の人に不安感を与えてしまうおそれがあります。また、少人数でも通行の妨げとなる場所を避けて、省スペースで静かに楽しみましょう。
3.トイレの場所や清潔さをチェックしよう
チェアリングを楽しむ際、トイレの場所と清潔さは気になるポイントです。
トイレから近すぎると人の往来が気になりますし、遠すぎると催したときに心配です。トイレからちょうどよい距離の場所にチェアを設置しましょう。
また、清潔かどうかの確認も必要です。基本的には人手が多く、国などが運営している公園は定期的な清掃をしていると判断できます。
チェアを選ぶときのコツ
1.軽量さ
チェアリングに使用するアウトドアチェアは軽量なものがおすすめです。車での移動を除けば、自転車のかごやリュックなどにチェアを入れて持ち運びます。
そのため、軽いほど持ち運びにかかる負担を減らすことが可能です。重量の目安は1〜2.5kg程度のものを選ぶとよいでしょう。
2.携行性
どれくらい小さく折りたためるかは、携行性のよさに直結します。片手で簡単に持ち運べるチェアや小さなバッグにも収納できるものなど、サイズはメーカーやモデルによって違いがあります。
そのため、500mlペットボトルのサイズ(高さ20.5~21.5cm、横幅6.5~7.0cm)を基準に選ぶとよいでしょう。
3.座り心地
座り心地は、座面の素材やフレームによって大きく変わります。メッシュ生地が多く使われているものは通気性がよく、沈み込むような座り心地を得られるでしょう。
また、帆布が使われているものは、しっかりとした張りを感じやすく体にフィットします。フレームについては、座る角度や設営のしやすさなどに影響を及ぼします。基本的に機能性に優れ、安定性が高いほど重たくなる傾向です。
チェアリングドウデショウ的おすすめのチェア3選!
1.DOD「スゴイッス」
DOD「スゴイッス」は、折りたたむとハンドバッグサイズになり、カバンのように持ち運びできます。アウトドアチェアを持っているとわからないほど、普段着にもよく馴染むのが収納時の特徴です。
また、機能性にも優れており、座面の高さやリクライニングを10スタイルからシーンに合わせて調整できます。携行時・使用時ともに、おしゃれなものを探している人におすすめしたい一脚です。
2.STEP SUNS「よくばりチェア」
STEP SUNS「よくばりチェア」は、リュックサックやバッグなどに収納できるコンパクトサイズ・1.5kgの重量が特徴です。背面にメッシュ生地が採用されており、通気性にも優れています。
また、コンパクトなのに高さと角度を3段階に調整可能です。持ち運びやすさと機能性を両立したものを探している人におすすめします。
3.LOGOS「ゆらゆらハンモックチェア」
携行性を度外視して、座り心地を優先したい人には、LOGOS「ゆらゆらハンモックチェア」という選択肢もあります。
先にご紹介したチェアよりも、重量・収納サイズともに大きくなりますが、一般的なフレーム付きハンモックよりも手軽に持ち出すことが可能です。
車でチェアリングスポットまで移動する人や、携行性よりも座り心地にこだわりたい人におすすめします。
チェアリングに出かけてみよう!
チェアリングを始めるために知っておきたいルールやポイント、おすすめのチェアについて解説しました。チェアリングは、持ち運びやすい椅子さえ用意すれば始められる気軽なアウトドアです。落ち着ける場所でチェアを広げて、自分だけのリラックスタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか?